会長ごあいさつ

会長
立入 一道
ロータリークラブとは自分の職業を通じて、地域社会と国際的に貢献することを実践する、全世界200以上の国にネットワークを形成している奉仕団体です。
あらゆる職業からなるロータリアンは、自分の自業や専門職において、高度の倫理基準を奨励し、地域社会で積極的な役割を果たしております。
そして、我が守山ロータリークラブは、1971年4月の創立以来50年余りにわたって、「奉仕と親睦」を基本に日々奉仕活動を続けてきました。
ハワイ州カウアイロータリークラブとの「交換留学生事業」では、相互に高校生を派遣しあう活動を過去25回にわたって行いました。この間約50名の高校生たちは、日米両国のロータリーメンバーの「一人の家族」として1年間を過ごし、それぞれの地域の学校に通ってたくさんの友人を作り、楽しい高校生活を満喫しました。成長した彼等、彼女らの中には、この留学の経験を生かして国際関係にかかわる職業についている方もおられると聞きます。
また、ミシガン州エイドリアンロータリークラブとの交流事業も長きにわたって実施されました。「絵画交換事業」においては、それぞれの地域に住むこどもたちが描いた絵画を相互に紹介しあうことを通して、それぞれの国や地域への関心を高めていただけたことと思います。
地域にかかわる奉仕活動としては、「緑のもりやまを創る会」、「びわこ地球市民の森のつどい」、「守山市環境フォーラム」「びわこ地球市民の森リレーマラソン」などの活動に積極的に参加協力する一方、守山市社会福祉協議会を通して「子ども食堂」に対する応援も継続して行っています。
本年度は、「あゆむ」のテーマの下、これまで築いてこられた伝統を礎に、地域社会や国際奉仕における新たな挑戦に向けて、力強く、丁寧に歩みを進めていきたいと思います。そして日日是好日の精神をもって、この55周年という節目の年を、単なる通過点ではなく未来への大きな飛躍の機会と捉え、一日一日を大切に一歩ずつあゆんで参ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。